車の安全性が重視させている昨今。以前よりも車に求められる予防安全性や衝突安全性は高くなっていて、自動車メーカーもそんなニーズに応えるべく、安全性を重視した設計・開発を行っています。
その結果、車の安全性は10年前と比べて飛躍的に向上しました。国内の自動車メーカーはどこも車の安全性に力を注いでいますが、その中でも特に熱心なのがホンダです。ホンダはラインナップしている車種のほとんどに充実した安全装備を採用しています。
コンパクトミニバンのフリードもそのひとつです。今回はフリードに採用されている安全装備の数々を、徹底解説していきたいと思います。フリードの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
実用性ばっちりのミニバン、フリード
引用元:フリード公式ページ
フリードはホンダが製造・販売を手掛けているコンパクトミニバンです。昨今のホンダは小柄なボディの中に広大な車内空間を確保している車種が増えています。同社のN-BOXやフィットなども、広い車内空間をウリにしていますよね。
フリードもそのひとつです。フリードはコンパクトカーのフィットとさほど変わらないボディサイズでありながら、最大7名が乗車できる広大な車内空間が備わっています。小型車の魅力である取り回しの良さと、ミニバンの魅力である乗車定員の多さを両立できているのです。
両側スライドドアの採用や「センタータンクレイアウト」による低床設計など、乗降性も極めて高くなっています。搭載しているエンジンの排気量は1.5Lなので、自動車税も決して高い部類ではありません。
このように、フリードは高い実用性と維持費の安さが備わっていて、ファミリーカーとしては打ってつけのパッケージングに仕上がっています。フリードの魅力はまだまだあって、そのひとつに充実した安全装備があります。
フリードの安全装備を徹底解説!
フリードの安全装備は以下の9種類です。
- ホンダセンシング
- VSA(ABS+TCS+横すべり抑制)
- エマージェンシーストップシグナル
- ヒルスタートアシスト機能
- 衝突安全設計ボディ
- 運転席用i-SRSエアバッグシステム+助手席用i-SRSエアバッグシステム
- 1列目シート用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム
- 3点式ELRシートベルト
- 汎用型ISOFIXチャイルドシートロアアンカレッジ+トップテザーアンカレッジ
これからフリードの安全装備を徹底解剖していきます。
ホンダセンシング
引用元:ホンダセンシング公式ページ
「ホンダセンシング」はホンダ独自の先進安全技術がふんだんに盛り込まれた安全支援パッケージです。予防安全性を高める装備を中心に、複数の安全装備がセットになっています。
- 衝突軽減ブレーキ<CMBS>
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- ACC<アダプティブ・クルーズ・コントロール>
- LKAS<車線維持支援システム>
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
「ホンダセンシング」に含まれているそれぞれの機能についても、簡単に解説していきますね。
衝突軽減ブレーキ<CMBS>
「衝突軽減ブレーキ<CMBS>」はいわゆる自動ブレーキのこと。前方の車両や歩行者をミリ波レーダーもしくは単眼カメラで検知し、衝突する恐れがある場合はブザー音とディスプレイ表示で警告してくれます。それでも前方の車両や歩行者に接近している場合は弱めのブレーキが作動、衝突の可能性が高い場合は強めのブレーキが作動。衝突回避もしくは衝突被害を軽減してくれる機能です。
また、対向車と接触する危険性がある場合はブザー音とディスプレイ表示、もしくはブザー音とステアリングの振動で注意喚起してくれます。それでも接近するようであれば、上記のような自動ブレーキが作動する仕組みです。
誤発進抑制機能
ミリ波レーダーが前方の障害物や車両を検知している状態で、停車中もしくは10㎞/h以下の徐行中に急発進をしてしまった場合、ブザー音とメーター内表示で警告してくれる機能が「誤発進抑制機能」です。警告だけでなく、エンジンの出力を調節して急加速を抑制してくれるので、前方の障害物や車両に誤って衝突する可能性が低くなるでしょう。
歩行者事故低減ステアリング
「歩行者事故低減ステアリング」は路側帯を歩く歩行者との衝突を回避してくれる安全機能です。歩行者が歩いている路側帯側の車線を自車が逸脱してしまい、歩行者と衝突する恐れがある場合、ブザー音とディスプレイ表示で注意喚起してくれます。さらに、車道側へのステアリング操作も支援してくれるので安心です。
路外逸脱抑制機能
車両に備わっている単眼カメラが車線を検知中、車両が車線を逸脱しそうになると、ディスプレイ表示とステアリングの振動で警告してくれる「路外逸脱抑制機能」。注意を促すだけでなく、車線内に戻るようにステアリング操作をサポートしてくれます。また、車線を大きく逸脱しそうな場合に限り自動ブレーキが作動。衝突被害からも回避してくれるというわけです。
ACC<アダプティブ・クルーズ・コントロール>
「ACC<アダプティブ・クルーズ・コントロール>」は自動的に加減速を行い、事前に設定した車速を維持するクルーズコントロールが進化を遂げた機能です。一定の車速を維持するだけでなく、ミリ波レーダーと単眼カメラが前方車両との距離や速度差を測定し、適切な車間距離を保ったまま追従走行してくれます。
前方車両と自車の間に車が割り込んできた場合は、割り込んできた車に追従走行。前方に車両がいなくなった場合は、あらかじめ設定していた車速まで加速してくれる優れものです。ちなみに「ホンダセンシング」の「ACC<アダプティブ・クルーズ・コントロール>」は渋滞追従機能が備わっている車種もありますが、フリードに渋滞追従機能は備わっていないので注意しましょう。
LKAS<車線維持支援システム>
車両のふらつきを抑制する機能が「LKAS<車線維持支援システム>」です。「路外逸脱抑制機能」と似ている機能ですが、「LKAS<車線維持支援システム>」は主に高速道路を走行中に作動します。
単眼カメラが車線を検知して、車線の中央付近を維持して走行できるようにステアリング操作をサポート。車線を逸脱しそうになった場合は、ステアリングの振動で警告後、車線の中央付近に戻すステアリングアシストが作動します。
先行車発進お知らせ機能
信号待ちなどの停車中、わき見をしていたり同乗者との会話がはずんだりして前方車両が発進したことに気づかず、後続車両からクラクションを鳴らされた経験がある人は多いと思います。「先行車発進お知らせ機能」はその名の通り、前方車両の発進をブザー音とディスプレイ表示でお知らせしてくれる機能です。
ミリ波レーダーが前方車両の発進を検知して、その後運転手がアクセルを踏まなかった場合に限り、お知らせしてくれます。「先行車発進お知らせ機能」があれば、後続車からクラクションを鳴らされることがなくなり、焦らずゆっくりと発進することができるでしょう。
標識認識機能
街中の至るところに掲示されている道路標識。わかりやすい場所に掲示されているものもあれば、視認しづらい場所に掲示されているものもあって、見落としてしまうことは少なくないと思います。
「標識認識機能」はそんな道路標識を単眼カメラで認識し、適切なタイミングでディスプレイに表示してくれる機能です。道路標識を見落とすことがなくなるので、安全に運転することができます。
VSA(ABS+TCS+横すべり抑制)
引用元:フリード公式ページ
急ブレーキのタイヤロックを防ぐ「EBD付ABS(アンチ・ブレーキロック・システム)」、急加速や濡れた路面でのタイヤ空転を抑える「TCS(トラクション・コントロール・システム)」、カーブを曲がるときの「横滑り抑制」装置。
車には欠かせないこれら3つの安全装備を制御し、車の姿勢を安定させるシステムが「VSA<車両挙動安定化制御システム>」です。「VSA<車両挙動安定化制御システム>」があるかないかで、車の安全性は大きく変わります。
エマージェンシーストップシグナル
引用元:フリード公式ページ
「エマージェンシーストップシグナル」は後続車両に注意を促す安全装備です。走行中に急ブレーキを踏むと、ブレーキランプの点灯だけでなく、ハザードランプが自動で高速点滅します。これにより、判断が遅れた後続車の追突を未然に回避できる可能性が高くなるのです。
ヒルスタートアシスト機能
引用元:フリード公式ページ
AT車はクリープ現象によって、MT車よりも坂道発進が楽です。しかし、急な登坂ではクリープ現象をもってしても後退してしまう可能性があります。
後ろに停車している車両がいて、車をぶつけてしまうことがあるかもしれません。「ヒルスタートアシスト機能」があれば、坂道発進でペダルを踏みかえる瞬間の約1秒間、後退を抑制してくれるので、焦らず安全に車を発進させることが可能です。
衝突安全設計ボディ G-CON
引用元:フリード公式ページ
ミニバンは車内空間を確保するために、短めのボンネットを採用しています。フリードも短めのボンネットを採用していますが、ボンネットが短いと正面衝突してしまったときに危険だと考える人がいるかもしれません。
フリードは「衝突安全設計ボディ G-CON」を用いて設計されています。フレーム各部に軽量かつ高強度の鋼板を使用し、衝突時のダメージを軽減してくれるボディです。また、乗員だけでなく相手の車両や歩行者に与えるダメージも軽減してくれるので、万が一の際に役立つはず。
運転席用i-SRSエアバッグシステム+助手席用i-SRSエアバッグシステム
引用元:フリード公式ページ
「運転席用i-SRSエアバッグシステム+助手席用i-SRSエアバッグシステム」はホンダ独自のエアバッグシステムです。
様々な体格や衝突時の状況にも対応してくれる「連続容量変化タイプ」を用いています。エアバッグシステムは昨今の車には欠かせない安全装備ですが、独自のエアバッグシステムを採用するあたり、ホンダの車に対する安全性の意識の高さがうかがえますね。
1列目シート用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム
引用元:フリード公式ページ
「運転席用i-SRSエアバッグシステム+助手席用i-SRSエアバッグシステム」は主に正面からの衝撃で展開するエアバッグシステムですが、「1列目シート用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム」は側面衝突時、センサーが衝撃を感知して展開します。
「サイドエアバッグシステム」は運転席と助手席の側面、「サイドカーテンエアバッグシステム」はサイドガラス部分に展開。2列目シート、3列目シートに座っている乗員を保護してくれるのは非常にありがたいです。
3点式ELRシートベルト
引用元:フリード公式ページ
「3点式ELRシートベルト」は装着が義務付けられている、昨今の車には欠かせない安全装備のひとつです。
上記の画像はフリードの7人乗りモデルの2列目シートですが、中央に座る乗員用にあまり一般的ではないシートベルトを採用しています。馴染みはありませんが、安全性はしっかりと確保されているので安心しましょう。
汎用型ISOFIXチャイルドシートロアアンカレッジ+トップテザーアンカレッジ
引用元:フリード公式ページ
急速に普及が進んでいるISOFIX対応チャイルドシート。「汎用型ISOFIXチャイルドシートロアアンカレッジ+トップテザーアンカレッジ」とは、ISOFIX対応チャイルドシートを取り付ける固定金具のことです。
シートの背もたれに固定金具が設置されていて、そこにチャイルドシートのISOFIXバーを差し込むことで簡単に取り付けることができます。着脱が容易で安全性もしっかりと確保されていて、小さな子どもがいる家庭には必要不可欠な安全装備です。
フリードの安全装備はとても充実している
フリードに採用されている安全装備のすべてを徹底解説しました。安価な車両価格であるにもかかわらず、フリードには高い安全性を実現した安全装備が充実していることがわかりましたね。
昨今は安全性を重視した車が増えているので、それに伴い安全装備の数々を採用している車種も増えていますが、フリードはその中でも特に安全装備が多数採用されているコンパクトミニバンです。もちろん、フリードよりも安全装備が充実している車はたくさんありますが、多数の安全装備を採用しながら安価な車両価格を実現している車は、そう多くありません。
フリードは実用性や維持費の安さだけでなく、安全装備をはじめとするたくさんの魅力が備わっています。まずは実際にディーラーに足を運んで、実車をチェックするなり試乗するなりしてみましょう。きっとあなたはフリードの虜になるはずです。
この事実を知らないとフリードへの買い替えであなたは損をします。
無料、かつ1分で終わるワンステップを実施するかしないかが、フリードを購入する際に、あなたが損をするのか、それとも損をせずに逆に得をするのか、の分かれ目になることを知っていましたか。
もし、あなたが既に熱心に車の買い替えで損をしない方法を調べ尽くしていたら、「それ、知ってるよ。」と思われるかもしれませんが、この冒頭文を読んでぴんと来なかった場合は絶対に最後まで読み進めてください。
ポイントは今の愛車をどう手放すかです。ディーラーに普通に下取りに持っていく方が大半ですが、これは損する典型的なパターンです。
ディーラーは商売として、車を売買しているので、可能な限り安くあなたの愛車を下取ろうとしてきます。
1)高めの金額を提示→2)「仕方ないです!ここまで下取り金額アップします!」
ディーラーに行くとこのやりとりが発生しますが、ディーラー側の頭の中は「1で下取りできたらラッキー。2が目標下取り金額。」です。
なので、実際はもっと高く下取りできるのに、何も準備しないでディーラーに行くと損をします。
ワンステップ踏んでからディーラーに行くと騙されないで済む。しかも、無料。
ディーラーに向かう前に「ナビクル」であなたの車を一括査定に出す。これだけで、騙されないで済みます。
「ナビクル」とは、最大10社の買取業者に一括であなたの愛車を査定してもらえるサービスです。時間は1分程度で、しかも、無料で使えます。
1分の入力後には、一括で査定依頼が完了するだけではなく、あなたの愛車の概算価格も表示されるので、すぐに自分の車の大体の価値がわかります。
・複数買取業者からの査定金額の中で一番高い査定金額
・入力後すぐに表示される概算価格
の2つを持って、ディーラーに向かい、「ここの買取業者はA万円でこの車を買い取ってくれるらしいです。」と伝えれば、ディーラーはA万円以上であなたの愛車を下取らないといけなくなります。
もし、それでも、下取り金額が上がらないようでしたら、買取業者に車を売ってしまえばよいと思います。
「ナビクル」で1分の手間をかけるかけないで、丸腰でディーラーに向かうと、10万円以上損してしまう可能性もあります。
逆に1分の手間をかけるだけで、それが防げるなら、最高ですよね。時給換算してみると、とんでもない金額です。
損をして後から後悔したくない方は、1分だけ時間を使って、あなたの車の情報を入力してみてください。