車の走行性能に大きく関わるタイヤ。昨今は安価でも性能の良いタイヤが増えているため、できるだけ安いタイヤを選んでしまいがちですが、タイヤは銘柄やサイズによって性能が大きく変動します。
「走る・曲がる・止まる」だけでなく、燃費性能や乗り心地など、車の良し悪しを左右する重要な部品なので、質の良いタイヤをきちんと見定めることが大切です。今回はホンダ・フリードの純正タイヤサイズを紹介するとともに、フリードに適合するおすすめタイヤも紹介します!
フリードは維持費の安さが魅力!
コンパクトなボディサイズと広大な車内空間を両立していて、ファミリー層を中止人に人気を博しているホンダ・フリード。両側スライドドアや低床フロアも採用しているので、実用性を重視するなら打ってつけの車種です。
たくさんの魅力が備わっているフリードですが、注目したいのは維持費の安さ。フリードの排気量は1.5Lなので、コンパクトカーと変わりない自動車税となっています。
燃費性能も優秀です。フリードにはハイブリッドモデルとガソリンモデルの2種類が設定されていますが、どちらもミニバントップクラスの燃費性能を実現しています。コンパクトな分車両重量も軽いので、自動車重量税も安価です。
パッケージングだけでなく、自動車を維持するうえで必ず納める必要がある税金が安く済むのは、何かとお金がかかるファミリー層にとっては嬉しい限りですよね。フリードはミニバンですが、消耗品類にかかる金額もコンパクトカーと大差なく、本当に維持が容易な車なのです。
フリードの純正タイヤサイズは「185/65R15 88S」!
引用元:フリード公式ページ
車の消耗品の中で高価なものといえば、やはりタイヤが思い浮かびます。タイヤは車の走行性能に大きく関わり、唯一道路と接する部品なので消耗が激しいです。
基本的には4本セットで購入することになるので、その分一度の出費も大きくなってしまいがち。できることならタイヤ代を安く済ませたいと考える人は多いはずです。
コンパクトカーとさほど変わらないサイズ感を実現しているフリードは、装着している純正タイヤサイズもコンパクトになっています。例えば、フリードの兄貴分にあたるホンダの売れ筋ミニバン、ステップワゴンの純正タイヤサイズは「205/60R16(一部グレードは205/55R17)」です。
ミニバンとしては標準的なサイズですが、国産タイヤならば1本あたり15,000円前後の価格が一般的。4本同時に交換するとなると、一度に60,000円前後も支払う必要があります。
一方、フリードの純正タイヤサイズは「185/65R15 88S」となっています。このタイヤサイズなら安いもので1本あたり6,000~8,000円程度で購入できるので、4本同時に交換しても30,000円前後しかかかりません。
フリードは税金面だけでなく、タイヤをはじめとする消耗品に関しても経済的であることがわかりました。ところで、タイヤサイズの見方をきちんと知っている人はどのくらいいるのでしょうか。
車を今後も維持していくなら、タイヤサイズの見方を知っていた方がいいです。ディーラーや車用品店にすべてを任せてしまうと、割高なタイヤをおすすめされてよくわからないまま購入してしまう恐れがあります。
タイヤサイズの見方を簡単に記載しておくので、参考にしてください。
フリードのタイヤサイズの見方
フリードの純正タイヤサイズは上記でもお伝えしたように「185/65R15 88S」となっています。左の数字・アルファベットから順に解説を進めていきますね。
まず「185」という数字はタイヤ幅のことです。タイヤを正面(ホイールが見えない状態)から見たときの横幅を表しています。一般的にこの数字が大きいほど直進安定性が増すので、とても重要です。
「65」という数字は扁平率のこと。数字が小さいほど薄いタイヤで、数字が大きいほど厚いタイヤということになります。タイヤが薄くなるとロードノイズの増加や乗り心地の悪化というデメリットがあるので注意しておきたいところです。
「R」はタイヤ構造のことで、ラジアル構造であることを表しています。昨今の乗用車はほとんどラジアル構造なので、あまり気にする必要はないです。
「15」はリム径で、いわゆるインチのこと。つまり、「15」と記載されていればそのタイヤは15インチに適合するということになります。
「88」とはタイヤ1本あたりが支えられる重量を表した指数で、「88」の場合は560kgです。つまり、「88」のタイヤ4本で2,240kgまでの重量を支えることができる、ということになります。
「S」は速度記号で、走行可能な速度を表しています。「S」なら180km/hまでの速度域で使用できるということです。
タイヤサイズに詳しくなれば、より自分好みのタイヤ選びをすることができます。ただし、基本的には純正タイヤサイズとまったく同じ数字・アルファベットのものを選ぶのがベストです。
グレードごとの装着ホイール
「185/65R15 88S」が純正タイヤサイズであるフリードは、タイヤサイズから読み取れる通り15インチのホイールを装着しています。グレードごとにタイヤサイズが異なる車種もありますが、フリードに関しては全グレード共通で15インチです。
ただし、グレードによってデザインや材質が異なっているので、簡単に紹介していきます。ベースグレードや量販グレードなど、比較的安価なグレードが装着しているのは「15インチスチールホイール+フルホイールキャップ」です。
引用元:フリード公式ページ
「フルホイールキャップ」とはホイールに取り付ける樹脂製カバーのこと。スチールホイールとセットで用いられることが多く、スチールホイール特有の無機質さや安っぽさを隠すために採用されています。
上級グレードやスポーツモデルの「Modulo X」には「15インチアルミホイール」が標準装備。上質でスタイリッシュなデザインを採用したアルミホイールで、「フルホイールキャップ」は用いられていません。
引用元:フリード公式ページ
「Modulo X」は専用デザインの「15インチアルミホイール」を採用しています。一部グレードはメーカーオプションの「Sパッケージ」を選択することで、「15インチアルミホイール」を装着することが可能です。
フリードのグレード別装着ホイールを詳しく知りたい人は、下記の表を参考にしてください。〇が標準装備、×が設定なし、△はメーカーオプションです。
15インチスチールホイール +フルホイールキャップ |
15インチアルミホイール | |
B | 〇 | × |
G | 〇 | × |
G |
〇 | △ |
Modulo X |
× |
〇 |
HYBRID B |
〇 ※1 |
× |
HYBRID G |
〇 ※1 |
△ |
HYBRID EX | × | △ |
HYBRID Modulo X ホンダセンシング |
× |
〇 |
※1 ハイブリッドモデル専用デザイン
※2 Modulo X専用デザイン
フリードに適合するおすすめタイヤ3選!
最後にフリードの純正タイヤサイズに適合するおすすめのタイヤを3つ紹介したいと思います。今後のタイヤ選びの参考にしてください。
ダンロップ エナセーブ RV504
引用元:価格.com
イギリス発祥のタイヤブランドであるダンロップ。日本では住友ゴム工業のブランドとして販売されています。
そんなダンロップ一押しのタイヤであるエナセーブは、燃費性能と環境性能を両立したエコタイヤですが、「走る・曲がる・止まる」の基本性能においても十分な性能を発揮しており、全体的なバランスに優れています。価格もリーズナブルなので、タイヤにそれほどこだわりがないのであれば、「エナセーブ RV504」を選んでおけば間違いはありません。
YOKOHAMA BlueEarth AE-01F
引用元:価格.com
フリードの燃費性能をさらに高めたいのであれば、ヨコハマの「BlueEarth AE-01F」がおすすめです。「エナセーブ RV504」とほぼ変わらない価格帯で販売されていますが、「BlueEarth AE-01F」は燃費性能に特化しています。
低燃費に貢献できるかどうかの目安になる転がり抵抗係数は、最高ランクの「AAA」を獲得。フリードの優秀な燃費性能をさらに向上させることが可能です。
ブリヂストン REGNO GR-XI
引用元:価格.com
国産タイヤブランドの中で圧倒的なシェアを占めているブリヂストンの「REGNO GR-XI」。エコタイヤの中では走りに重きを置いた銘柄になります。
そのため、上記の銘柄「エナセーブ RV504」や「BlueEarth AE-01F」と比べると、燃費性能において若干劣っているものの、「走る・曲がる・止まる」の基本性能においては最優秀です。乗り心地や静粛性も向上するという口コミもあります。
唯一の欠点として「エナセーブ RV504」や「BlueEarth AE-01F」と比べ、価格が若干高い点が挙げられます。金銭的に余裕があるなら、ぜひおすすめしたい銘柄です。
フリードに適合するタイヤは豊富で選びやすい!
今回はフリードの純正タイヤサイズとグレードごとのホイール、そして、フリードに適合するおすすめの国産タイヤを紹介しました。皆さんのタイヤ選びの参考になれば幸いです。
今回は3つの銘柄のタイヤを紹介しましたが、フリードの純正タイヤサイズに適合するタイヤは豊富なので、上記の3銘柄に限らずとも質の良いタイヤはたくさんあります。上記のタイヤサイズの見方も参考にしつつ、自分がタイヤに求める性能を満たした銘柄を選びましょう。
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