運転が苦手な人でも扱いやすいボディサイズと、広い車内空間を備えたコンパクトミニバンのフリード。維持費も安いので、経済的に余裕がない人でも購入・維持することができる人気のミニバンです。
今回はそんなフリードの燃費性能について調査してみました。フリードのガソリンモデルとハイブリッドモデル、それぞれのカタログ燃費を紹介するとともに、ライバル車種のミニバンと燃費性能を比較したいと思います!
はたしてフリードのカタログ燃費は、ほかのミニバンと比べて優秀なのでしょうか?
人気コンパクトミニバンのフリード
引用元:フリード公式ページ
ミニバンにはボディサイズや価格帯が異なる、様々な車種が販売されています。ホンダが2008年から製造・販売しているフリードは、現在販売されているミニバンの中でも特にコンパクトで、安価な価格設定を実現しているミニバンです。
2016年以降販売されている2代目フリードは、コンパクトカーとさほど変わらないボディサイズで登場しました。ボディサイズがコンパクトだと「車内空間が狭くてミニバンとしては役に立たないのでは?」と考える人がいるかもしれません。
しかし、フリードは小柄なボディの中に、良い意味で想像を絶する広大な車内空間を実現しているのです。ホンダ・ステップワゴンやトヨタ・ヴォクシーなどの人気ミニバンよりも一回り以上小さなボディでありながら、最大7名の乗車定員を実現しています。
話は少し変わりますが、ミニバンの価格といえば皆さんはどのくらいの価格をイメージするでしょうか。人それぞれイメージする価格は異なると思いますが、だいたい300~400万円程度だと思います。
250万円程度で販売されている車種も少なくはないですが、それはあくまで車両価格の話。オプションの価格や諸費用を含めた車両総額になると、大半は300万円を上回ってしまうはずです。
ところが、フリードのベースグレードの車両価格は1,880,000円(税込)というリーズナブルな価格を実現しています。選択するオプションにもよりますが、210~220万円という車両総額で購入することも可能です。
- コンパクトで使い勝手が良い
- 広大な車内空間と最大7名の乗車定員
- リーズナブルな車両価格・総額
これはフリードに備わっている魅力のほんの一部です。フリードはホンダが力を入れているモデルということもあって、たくさんの魅力が備わっています。
続いて、フリードの魅力のひとつである燃費性能についてお伝えしたいと思います。フリードはコンパクトカーとさほど変わらないサイズ感なので、燃費性能にも期待したいところですが、実際はどうなのでしょうか。
フリードのカタログ燃費は高い?それとも低い?
結論からいうと、フリードのカタログ燃費は非常に優秀です。フリードには大きく分けて、安価な車両価格がウリのガソリンモデルと高い燃費性能を追求したハイブリッドモデルの2種類が存在しています。
ガソリンモデルは1.5L直列4気筒エンジンを搭載していて、燃費性能はJC08モード・19.0km/L(4WDモデルは17.4km/L)です。ハイブリッドシステムを搭載していない割には、高い数値を記録している方だと思います。
続いて、ハイブリッドモデル。ハイブリッドモデルもエンジンは1.5L直列4気筒エンジンを搭載していますが、「SPORT HYBRID i-DCDハイブリッドシステム」の採用により燃費性能は大きく向上。その数値はJC08モード・26.6~27.2km/L(4WDモデルは25.2km/L)です。
やはりハイブリッドモデルは燃費性能が非常に高いです。乗車定員が最大7名のミニバンであるにもかかわらず、この数値の高さはすばらしいと思います。
ということで、フリードのカタログ燃費が優秀であることが判明しました。上記でお伝えした魅力だけでなく、フリードは低燃費という魅力もあります。
ハイブリッドモデルに関しては、ある意味燃費性能が優秀なのは当たり前の話ですが、ガソリンモデルも低燃費なのが意外に感じた人もいるでしょう。フリードはすべてのモデルとグレードで、優秀な燃費性能を記録していてとても経済的です。
ライバル車種のミニバンと比較!
続いて、フリードと競合するミニバンの燃費性能をチェックしてみたいと思います。フリードはライバル車種と比較しても、本当に優れた燃費性能を実現しているのでしょうか?
トヨタ シエンタ
引用元:シエンタ公式ページ
シエンタはトヨタが製造・販売を手掛けているコンパクトミニバンで、フリードにとって最大のライバル車種です。販売台数ではフリードをわずかに上回っていて、コンパクトミニバンNo.1の実績を獲得しています。
シエンタもフリードと同様、ガソリンモデルのほかにハイブリッドモデルの設定があります。シエンタのガソリンモデルの燃費性能はJC08モード・20.2km/L(4WDモデルは15.4km/L)です。
シエンタのハイブリッドモデルの燃費性能はJC08モード・28.8km/Lとなっています。ハイブリッドモデルに関しては、4WDモデルの設定がありません。
ガソリンモデル、ハイブリッドモデルともにフリードよりも優秀な燃費性能を実現しています。昨今は燃費性能が重視される世の中なので、フリードよりも低燃費のシエンタが人気を集めるのも無理はないのかもしれません。
トヨタ ノア/ヴォクシー/エスクァイア
引用元:ヴォクシー公式ページ
トヨタのミドルサイズミニバン3兄弟であるノア、ヴォクシー、エスクァイア。それぞれ異なる外観を採用し、異なる販売店で販売が行われています。
3車種に分けて展開することで、ユーザー層が分散されるにもかかわらず、3車種すべてが高い販売台数を誇る大人気ミニバンです。ノア/ヴォクシー/エスクァイアの中身は同じなので、燃費性能もまったく同じ数値を記録しています。
ノア/ヴォクシー/エスクァイアのガソリンモデルのカタログ燃費はJC08モード・14.8~16.0km/Lです。ボディサイズが大きな割には優秀な数値となっています。
ノア/ヴォクシー/エスクァイアのハイブリッドモデルのカタログ燃費は、JC08モード・23.8km/Lです。7~8名がくつろぎながら移動できる車としては十分すぎるほど低燃費ですよね。
ガソリンモデルとハイブリッドモデルともに、フリードの方が優秀な燃費性能を実現していることがわかりました。
日産 セレナ
引用元:セレナ公式ページ
日本では数多くのミニバンが販売されていますが、その中で最も販売台数が多く人気を集めている車種が日産・セレナです。セレナは日産の売れ筋コンパクトカーであるノートに次ぐ販売台数を記録していて、自他ともに認める人気ミニバンの座を獲得しました。
セレナはガソリンモデルのほかに、「S-HYBRID」と呼ばれるマイルドハイブリッドシステムを搭載したハイブリッドモデルと、「e-POWER」と呼ばれるシリーズハイブリッドシステムを搭載したハイブリッドモデルの3種類が存在しています。ガソリンモデルに関しては「S」というベースグレードのみの設定です。
ガソリンモデルのカタログ燃費はJC08モード・15.0km/L。マイルドハイブリッドモデルのカタログ燃費はJC08モード・16.6~17.2km/L(4WDモデルは15.0~15.8km/L)となっています。
「e-POWER」を搭載するシリーズハイブリッドモデルのカタログ燃費は、JC08モード・26.2km/Lとなっていて、ミドルクラスのミニバンとしてはトップクラスの燃費性能を実現。セレナにとって最大のライバルであるノア/ヴォクシー/エスクァイアよりも優秀な数値です。
しかし、残念ながらフリードの燃費性能には及びません。やはりフリードは小柄なだけあって、その分燃料の消費が抑えられていることがわかります。
日産 NV200バネット
引用元:NV200バネット公式ページ
日産の商用車販売を陰ながら支えているNV200バネット。兄貴分のNV350キャラバンよりも地味な存在ではありますが、コンパクトなボディサイズと広い車内空間の両立という魅力はフリードと共通しています。
NV200バネットには商用モデルの4ナンバー「バン」と乗用モデルの5ナンバー「ワゴン」の2種類が設定されています。人気が高いのはやはり「バン」ですが、フリードは乗用車なので今回は「ワゴン」と比較してみましょう。
NV200バネット ワゴンのカタログ燃費はJC08モード・12.8~13.2km/Lとなっています。NV200バネットに4WDモデルの設定はありません。
やはり設計が古い商用車がベースということもあって、燃費性能に関してはあまり優秀ではないようです。ガソリンモデルのフリードとその数値を比較しても、雲泥の差があることがわかると思います。
ホンダ ステップワゴン
引用元:ステップワゴン公式ページ
ステップワゴンはホンダが製造・販売を手掛けているミドルクラスのミニバンです。日本のミニバンブームにおける先駆者ともいえる存在で、昨今まで続くミニバン人気に火を灯した車種のひとつでもあります。
コンパクトミニバンのフリードにとっては、兄貴分にあたる存在です。現在販売されているモデルは発売当初、販売台数が伸び悩みました。
その不調にテコ入れするべく、ホンダは新たにハイブリッドモデルの設定とカスタムモデル「スパーダ」を投入。全盛期に比べると遠く及びませんが、好調な販売台数へと徐々に推移しています。
ステップワゴンにはハイブリッドモデルのほかに、1.5L直列4気筒ターボエンジン、いわゆるダウンサイジングターボを搭載したガソリンモデルがラインナップされています。ガソリンモデルのカタログ燃費はJC08モード・15.4~17.0km/L(4WDモデルは15.0~15.4km/L)です。
ターボエンジンを搭載している割には、優秀な燃費性能だと思います。ハイブリッドモデルのカタログ燃費はJC08モード・25.0km/Lと、セレナにはわずかに及ばないものの高い数値です。
ボディサイズ、排気量ともにコンパクトなフリードの方が燃費性能においては優秀ですが、思いのほかフリードに迫るカタログ燃費で驚きですよね。
ホンダ シャトル
引用元:シャトル公式ページ
フリードやステップワゴンと同様、ホンダが製造・販売しているシャトル。シャトルはミニバンではなくステーションワゴンに該当する車種ですが、ボディサイズや価格帯でフリードと競合するため、燃費性能を比較したいと思います。
ホンダのラインナップの位置づけとしては、フィットの兄貴分にあたる存在です。そのため、ボディはフィットベースですが、ラゲッジスペースや外観・内装の質感が大きく向上しています。
パワートレインもフィットのものを流用しているのですが、フィットは国産車トップクラスの燃費性能を誇るコンパクトカーです。そんなフィットと同じパワートレインだということは、シャトルもフィットと同様に、高い燃費性能を実現していることが期待できます。
シャトルのガソリンモデルのカタログ燃費は、JC08モード・22.0km/L(4WDモデルは19.6km/L)です。ハイブリッドモデルのカタログ燃費はJC08モード・29.8~34.4km/L(4WDモデルは26.0~27.8km/L)となっています。
パワートレインがフィット譲りなだけあって、ハイブリッドモデルは30.0km/Lを大きく上回る燃費性能です。ガソリンモデルも優れていて、フリードよりも低燃費であることがわかります。
フリードの燃費性能は優秀!
引用元:フリード公式ページ
今回はフリードのカタログ燃費と、フリードと競合する8車種のカタログ燃費を比較してみましたが、いかがだったでしょうか?
シエンタやシャトルなど、フリードよりも燃費性能に優れた車種が存在しましたが、それでもフリードの燃費性能がいかに優秀なのか伝わったと思います。上記に記載したミドルクラスミニバンのカタログ燃費からも「ミニバン=燃費が悪い」という時代はとっくに終わっていることがわかりましたね。
数あるミニバンの中で、No.2に輝く優秀なカタログ燃費を実現しているフリード。使い勝手の良いコンパクトなボディサイズと車内空間の広さだけでなく、経済的かつ環境にも配慮しているという魅力を改めて再確認できたと思います。
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