近年、燃費性能と環境性能を重視したハイブリッドモデルをラインナップする車種が増えています。フリードもそのひとつです。
フリードにはハイブリッドモデルに加え、安価な車両価格を実現しているガソリンモデルも設定されています。どちらも同じフリードですが、それぞれに異なる魅力があるため、どっちを選べばいいのかわからないという人もいるでしょう。
そんな人のために、今回はフリードのハイブリッドモデルとガソリンモデルを比較。選んで後悔しないのはどっちのモデルなのかを紹介していきたいと思います。
優れた魅力が多数備わったミニバン、フリード
引用元:フリード公式ページ
フリードは2008年からホンダが製造・販売を手がけているコンパクトミニバンです。ミニバンは日産・セレナやホンダ・ステップワゴンなどのミドルサイズミニバンが主流ですが、昨今はフリードのようなコンパクトミニバンも注目を集めています。
なぜコンパクトミニバンが注目を集めているのかというと、まず第一に、コンパクトなボディでありながら最大6〜7名が乗車可能だという点が挙げられます。実車を見るとよく分かるのですが、フリードを始めとするコンパクトミニバンのボディサイズは本当に小さいです。
コンパクトカーとさほど変わらないボディサイズであるにもかかわらず、広大な車内空間を実現しています。フリードはグレードによって異なる乗車定員を採用していて、7人乗りモデルはさすがに少々窮屈な印象がありますが、6人乗りモデルならばフル乗車時でも全員が車内で快適に過ごすことが可能です。
また、ボディサイズがコンパクトであれば、普段あまり運転をしない人や運転が苦手な人でも気軽に運転することができますよね。ミドルサイズ以上のミニバンは全長が長いので、運転が難しそうだと不安に感じている人もいます。フリードを始めとするコンパクトミニバンであればそのような不安を感じる必要はありません。
燃費・環境性能に優れたハイブリッドモデル
引用元:フリード公式ページ
ハイブリッドシステムの搭載により、優れた燃費性能と環境性能を両立しているのがフリードのハイブリッドモデルです。価格は2,256,000円~2,656,000円(税込)となっています。スポーティーグレードであるHYBRID Modulo X・ホンダセンシングは3,130,920円~3,152,520円(税込)です。
コンパクトカーのハイブリッドカーとして考えるとやや高めの価格設定ですが、ミニバンのハイブリッドカーとして考えると安い部類に入ると思います。ハイブリッドシステムを搭載しているので、燃費性能はもちろん優秀です。
フリードのハイブリッドモデルのカタログ燃費は、JC08モード・25.2~27.2km/Lとなっています。30.0km/Lに迫る優秀な数値を記録しているため、購入後に月々のガソリン代で苦労することはないでしょう。
また、フリードのハイブリッドモデルはエコカー減税対象車です。詳細については後述しますが、購入するときも通常よりお得に購入することができます。
車両価格が安価なガソリンモデル
引用元:フリード公式ページ
ハイブリッドシステムを搭載しない代わりに、安価な車両価格を実現しているのがフリードのガソリンモデルです。価格は1,880,000円~2,332,200円(税込)となっています。特別なグレードであるModulo X・ホンダセンシングは2,830,680円~2,852,280円(税込)です。
ハイブリッドモデルの価格設定と比較すると、300,000円~400,000円程度の差があることがわかります。この価格の差が小さいと思う人は少ないのではないでしょうか。さらに、フリードのガソリンモデルは決して燃費性能が低いわけではありません。
ハイブリッドモデルと比較すれば数値は劣りますが、JC08モード・17.6~19.0km/Lもあって、ハイブリッドシステムを搭載していないミニバンとしては、とても優秀な部類に入ります。
購入時の出費を抑えることができ、維持費もそれなりにリーズナブルで比較的購入・維持がしやすいモデルだと思います。
ガソリンモデルとハイブリッドモデルを比較!
フリードのガソリンモデルとハイブリッドモデルを比較していきたいと思います。今回比較を行う項目は以下の5つです。
- 外観
- 内装
- 標準装備・機能
- 燃費性能
- 自動車税・重量税・取得税
それでは、早速チェックしていきましょう。
外観<エクステリア>
引用元:フリード公式ページ
フリードは良い意味でミニバンらしからぬスタイリッシュな外観を採用しています。昨今はメッキパーツをふんだんに盛り込んで高級感と押し出し感を両立したフロントマスクがトレンドですが、フリードはメッキパーツを最小限に抑えることで、洗練されたフロントマスクを実現。
サイドは特徴的なキャラクターラインでアクセントを加え、マッシブな印象をプラスしています。リアは横長のテールライトを採用することで、コンパクトなボディにワイド感を演出。ミニバンとしては、フリードの外観はとても魅力的です。
ハイブリッドモデルの外観も基本的には上記と同じですが、一部の意匠が専用デザインに変更されています。フロントグリルはハイブリッドカーらしい先進性を感じるブルークロームメッキを採用。
テールランプやヘッドライトも一部にブルーのアクセントが加えられています。あとはテールゲートにハイブリッド専用エンブレムが追加されているくらいで、ガソリンモデルとの大きな違いはありません。
内装<インテリア>
引用元:フリード公式ページ
フリードの内装はシンプルながらも先進性のあるデザインです。参考グレードは「HYBRID G・ホンダセンシング」、インテリアカラーは「ベージュ」を選択しています。
上部にカーナビ、下部にエアコンスイッチとシフトノブを配置したオーソドックスなセンタークラスターパネル。その両側に木目調のオーナメントを採用することで、温かみの感じるおしゃれな内装を演出しています。
助手席前のオープントレイや運転席前のアッパートレイなど、収納スペースもばっちりです。内装は外観以上に違いがありません。
ほぼ同じといっても過言ではないですが、唯一、シフトノブに変更があります。フリードのハイブリッドモデルはハイブリッド専用セレクトレバーを採用しているので、デザイン面だけでなく機能面にも若干の違いがありますね。
装備・機能
フリードのガソリンモデルとハイブリッドモデルは、それぞれに多彩なグレードが設定されています。そのため、例えば「G・ホンダセンシング」と「HYBRID G・ホンダセンシング」はハイブリッドシステムの有無が異なるだけで、装備や機能面に大きな違いはありません。
しかし、フリードはハイブリッドモデルにだけ「HYBRID EX」と呼ばれる上級グレードが設定されています。「HYBRID EX」は特別なグレードである「Modulo X」を除いて最も高価なグレードなので、その分、標準装備や機能はとても充実しています。
引用元:フリード公式ページ
1列目シート用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム(1~3列目シート対応)やコンビシート(プライムスムース×ファブリック)、本革巻ステアリングホイールなど、安全性や車内の上質感を向上させる装備が充実。さすがにパワーシートやシートベンチレーションなどの高級装備は採用されていませんが、一般的な車としては必要十分でしょう。
外観や内装に大きな違いはなかったフリードですが、装備・機能面に関してはハイブリッドモデルの方が充実していることがわかりました。
燃費性能
フリードのガソリンモデルとハイブリッドモデルの最大の違いは、やはり燃費性能です。上記でもお伝えしたように、ガソリンモデルの燃費性能はJC08モード・19.0km/L(4WD車は17.6km/L)、ハイブリッドモデルの燃費性能はJC08モード・26.6~25.2km/L(4WD車は25.2km/L)となっています。
やはりハイブリッドシステムを搭載しているだけあって、フリードのハイブリッドモデルの燃費性能はとても優秀です。ハイブリッドモデルには及ばないものの、ガソリンモデルもコンパクトカーとさほど変わらない燃費性能を実現しています。
燃費性能が優秀であればあるほど、月々のガソリン代を節約することができるので、何かと出費の多いファミリー層にとってはありがたいですよね。
自動車税
排気量によって区分が定められている自動車税。自動車を維持するうえで必ず支払う必要があるうえに、1年に1回とはいえ大きな出費となるので家庭を悩ませる存在です。フリードはガソリンモデルもハイブリッドモデルも1.5L直列4気筒エンジンを搭載しているので、納めなければならない税額は34,500円と、ミニバンとしては比較的リーズナブルな金額となっています。
ただし、注意してほしいことがひとつあります。フリードはエコカー減税対象車です。そのため、ガソリンモデルは自動車取得税が20%、自動車重量税が25%、合計15,600円も減税。
ハイブリッドモデルはエコカー減税により自動車取得税と自動車重量税が免税、登録翌年度の自動車税が75%軽減されます。優遇額の合計はなんと110,400円にもなるので、長い目で見るととてもお得です。
予算に余裕があるならフリードハイブリッド一択!
フリードはファミリー層をターゲットにしたコンパクトミニバンです。使い勝手の良いサイズ感や広大な車内空間に加えて、両側スライドドアに低床フロアの採用、豊富な収納スペースなど、高い実用性や利便性が備わっています。
それでいて燃費性能の高さや税金面での優遇など、維持が容易いミニバンであることはもうおわかりでしょう。だからこそ、フリードの魅力を存分に味わうのであればフリードハイブリッドを選ぶべきです。ガソリンモデルも十分に魅力的ですが、ハイブリッドモデルを選べば後悔することはありません。
もちろん、ご自身の予算の都合によってガソリンモデルしか購入できないという場合は、ガソリンモデルでも問題ないと思います。どちらにせよ高い買い物になるので、まずはしっかりと検討を重ねて間違いのない車選びをしましょう。
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